SSブログ

闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して)  No508 [闘病]

救急病院やリハビリ病院入院中にしていてよかったこと。救急病院からですけどね。   「他動」、一人他動の方法。   ブログ等を読んでいると、時々「ペットボトルを握りつぶした」みたいなのや「手で持っている物を落としてしまった」みたいなのを読んだことがありました。   運動量とリハビリに必要な動作の量をどのように考えられていますか。「運動量確保」は緊張が高まりにくい動作がよいですね。   脳卒中感覚麻痺後遺症のリハビリによる回復の長い道のり。脳の回復があっての回復です。   先日の日曜日の「健康カプセル ゲンキの時間」で喉を鍛える体操が紹介されていました。   発症後リハビリ病院に転院して2ヶ月が5月13日でした。PTのリハビリ以外の時間に病棟をウロチョロできる許可を受けたのがこの連休明けぐらいだった記憶があります。   早期リハビリは有効か。身体状況に応じた早期リハビリはね。

 5月9日(月)、救急病院やリハビリ病院入院中にしていてよかったこと。救急病院からですけどね。セラピストさんにヒントをもらったのが「他動での腕伸ばし、指伸ばし」です。セラピストさんは「手を広げれたらものがつかめるよ」なのですが、これを他動での腕伸ばしと他動での指伸ばしと解釈したわけです。腕は自力でできるのですね。いわれて病室に戻ったときからね。まあ、今も続けていますが。上肢のストレッチです。指とかは当初自力では伸ばせなかったです。が、他動を繰り返すうちに自力で伸ばせるようにね。曲げるのは元々屈筋の強い指ですからできますよね。下肢はいかに日中椅子に座り続けるのか、また、それも股関節・膝関節・足首関節を直角程度に保ってね。これ、寝ていると鼻が詰まるのでこの詰まり回避には上半身を起こしておくことでした。そのとき、PCをするので必然的に直角程度にね。これに「車椅子着座での両足活用ちょこちょこ歩行」へね。これでリハビリ病院では暴走族にね。救急病院は移動はすべて介助されてでした。麻痺足は歩行リハビリができるというのはある程度動かせるということですよ。早期に関節の曲げ伸ばしを繰り返す必要があるのです。これを「日中車椅子生活」で結構早期からしていたということかな。結局は「関節可動域確保動作」とこれを楽な力で継続できたということが手足、両方の回復に役立ったみたいです。リハビリの時のみですと連休等で回復が遅れるかもね。それと廃用症候群は全身に同時に忍び寄ってきます。後回しにできる部位なんてないのです。
 5月10日(火)、「他動」、一人他動の方法。上肢の腕伸ばしの時は「健常側活用の関節そり返し」と「体全体を使った腕を振り回して遠心力で」でした。前者の方は今もしています。指伸ばしは健常側活用で伸ばしています、今も。これで脳に筋肉弛緩のタイミングを教え込むわけですよ。関節を曲げる方の筋肉に対してね。振り回しの時に「脳はそこら中の筋肉に収縮命令を出しており、感覚情報で不要な筋肉への収縮命令を出さなくなっていく。学習している。」とね。ところが脳卒中後は感覚麻痺で必要な情報が脳に届かないのですよ。だから、はじめから自力で上肢を伸ばそうとすると屈筋も収縮させてしまうと思ったわけです。だから、「他動で脳に屈筋は弛緩させる」と教えていったのがリハビリの初期かな。下肢はベッドで寝たら伸ばす、車いすで曲げるという屈伸でした。重たすぎて腕では無理でした。車いすに座るときにおしりを奥深く入れていました。そうすると股関節直角程度にね。また、膝関節は机と椅子の配置で直角程度にね。すると、足首も直角程度でした。そのうちに「車いす着座での両足活用ちょこちょこ歩行」を教えてもらったのですが、救急病院ではできずでした。リハビリ病院で踵着地を教えてもらってパワーアップですよ。車いすにおしりを奥深く入れて座り、踵着地で足裏全面付けて膝より後ろに送り、爪先キックして足を抜いて前に出すということね。これの繰り返しね。座っているから、超低緊張でした。関節が楽に動かせるようにね。このことが早期の健常者風歩行の指導になったと考えられるのです。この車いす移動は患者ができると患者の移動の自由度アップだし、看護師さも楽になるということです。
 5月11日(水)、ブログ等を読んでいると、時々「ペットボトルを握りつぶした」みたいなのや「手で持っている物を落としてしまった」みたいなのを読んだことがありました。ジャム瓶ですと、普通の人が思いきり握っても潰れないですよね。紙パックは握りつぶすことがありますね。私もたまに潰したことがあります。これはどのくらいに筋力を出しているのかが 脳卒中感覚麻痺で判らなくなっているからです。落とす方もです。筋肉には腱ゴルジ装置という引っ張られ具合から筋力を感じる感覚器があって、これからの情報が脳に届かないからです。また、落とす方は筋紡錘という筋肉の伸び具合を脳に知らせる感覚器からの情報がない上に皮膚感覚も麻痺しているということから起こるのですよ。このときの皮膚感覚は圧点かな。場合によると触点もね。で、ジャム瓶を掴むのはそう緊張しないですが、微妙な筋力時にはすぐに高緊張になります。生活動作はほぼこの微妙な方ですね。これらを他動なし、ストレッチもせずに自力でおこなおうとすると「動かせない」や「すぐに筋緊張亢進のなった」とかになってしまうと思うので生活動作のリハビリは一日に数回とかですね、しても。下肢で「スクワット」は基本伸筋を鍛える動作ですね。緊張度は上肢より高くなりにくいと思いますが「高頻度」や「長時間」になると足が棒状に徐々になっていくのでは。脹ら脛の筋肉が筋緊張亢進が進むとアキレス腱を常に引っ張って「尖足」になっていくのでは。尖足とセットで内反かな。アキレス腱や膝周りや腰の各筋肉のストレッチが無理なくできる状態を維持しながらのスクワットでしたら問題は起こりにくいと思うのですけどね。筋力を感覚麻痺で感じていないだけです。
 5月12日(水)、運動量とリハビリに必要な動作の量をどのように考えられていますか。「運動量確保」は緊張が高まりにくい動作がよいですね。で、皆さんと同様に「歩行」ですね。これ、以外と緊張が高まりにくいようです。リハビリ病院入院中にそうとうな歩数や階段昇降をしていても日々のリハビリで指摘されたことはなかったです。どのくらいかはちゃんと報告していましたよ。リハビリ動作になるのが「他動での腕伸ばし」等やしゃがむとかですね、今は。リハビリ病院入院中はリハビリ時間がこれに相当していたかもね。時々、アキレス腱ストレッチ用器具も使ったことがありました。ある程度の角度でできたので日常的には必要がないと思ったのでした。尖足でお困りの方、リハビリ病院でされていました?PT室にありましたよね。握力計がOT室にかな、あったので試したら高校生の頃に25kgしかなかった麻痺手の方で25kg以上の数値が出たと記憶しています。ただ、感覚的には?ですよ。感覚麻痺ですからね。筋肉が硬直しているみたいに感じることもありますね。これは無意味な筋収縮が起こっているのですよ。感覚的には「筋力発揮」とは感じていないです。でも、実質的には筋収縮が起こっているのだから筋力が発揮されているはずです。「マッサージ」や「ストレッチ」や「一晩寝たら」等で前のよい状態になるのでしたらよいのですが・・。徐々に緊張が上がると判りにくいので注意しようね。そうそう、トレッドミルは駄目だよ。機械のペースに足の動きを合わせる必要があるので高緊張になるよ。低速でも同じだよ。
 5月13日(金)、脳卒中感覚麻痺後遺症のリハビリによる回復の長い道のり。脳の回復があっての回復です。隠れ梗塞みたいなのもありますが、多くが非常に長時間必要ですね。「樹状突起の軸索化」というのがあるというのです。これは健常状態に何年も激しいトレーニングをすると起こるというもののようです。末梢神経系では軸索は迅速に伸張するのに中枢神経系では伸びないというのです。脊髄損傷等が治らない理由ですよ。樹状突起は伸長するというのですが、高齢ではね。脳卒中で失われた脳細胞を迂回して新たな接続ができる必要があるのです。また、その接続がよくなかった場合はさらにつなぎ替えですね。これができるまでは残存の部位を活用してですが同じようにな無理ですね。目隠しして手探りで動作しているみたいな状態ですよ。何をしても緊張亢進にですよ。これで「陽性徴候」なんてなってしまうと・・。例えば、「尖足を治す」ができたら足首関節が動かせる感覚麻痺者の当初レベルに漸く達するわけですよ。そこから、歩行リハビリの始まりみたいなものですよね。関節が楽に動かせても感覚麻痺では筋緊張亢進に非常になりやすいですから「楽な外力による関節可動域確保動作が継続してできる」状態の維持で脳の回復を待つほかないですよ。この脳の回復には時間が必要なわけです。ただ、脳の手足の部位では手足を動かすということが大切ですね。それも、痙縮等にならないようにしてね。ボトックス療法をすると運動神経系興奮ニューロンが過剰興奮状態で「平常」と脳が勘違いしてしまう恐れがありますよ。ボトックス療法がエンドレスとなる理由ね。
 5月14日(土)、先日の日曜日の「健康カプセル ゲンキの時間」で喉を鍛える体操が紹介されていました。「よくしゃべる」や「大きな声でしゃべる」というのも効果があるというのです。「しゃべる」は他の方との交流があると思うので認知症予防効果もありかな。「しゃべる」以外の方法です。たしか、おでこに手を当てて前屈みに5秒間頭を手に押しつけるだったかな。それを10回を一セットで朝昼夜をおこなうだったか。食道と気管の入り口にある筋肉を鍛えて素早く動くようにで誤嚥を防ぐようにできるとよいということです。高齢になると「肺炎」で死ぬことがありますね。結構、誤嚥性肺炎が多いというのです。もっとも、視床出血後暫く誤嚥が減少して感覚がいくらかもどっれきた感じになって、また、誤嚥が増えた気もする私です。どうなっているのでしょうね。肺炎の予防接種は「コロナ」のは3回目もしましたが、肺炎球菌のはしていません。有効性の問題です。ですから、インフルエンザワクチンも接種していないです。肺炎球菌対象のワクチンは有効性は低めですが、効果ありです。一番効果ありがコロナ対象ね。インフルエンザは有効性なしと考えています。理由は血液中に入らないインフルエンザに対して血液中にのみ抗体を作っても無駄であるからです。インフルエンザは直接気管等の粘膜細胞に感染して、ダイレクトに増えたウイルスは体外に出ていきます。血液には入らないのです。コロナは後遺症も考えると血液中に入っているので血液中に抗体を作るのは効果ありですよ。「誤嚥性肺炎のワクチンはありません」なので予防しか方法はないのかな。
 5月15日(日)、発症後リハビリ病院に転院して2ヶ月が5月13日でした。PTのリハビリ以外の時間に病棟をウロチョロできる許可を受けたのがこの連休明けぐらいだった記憶があります。4月までも5月も闇で歩行練習等は全くしていないです。どうしていたのかというと「車いす活用」でした。ベッドサイドにいる時も移動の時もね。救急病院入院中の「日中車いす生活」でした。腰を椅子の奥に入れて股関節直角程度、足は投げ出さないで膝直角程度、足裏を床に付けての足首直角程度でした。夜ベッドでは伸ばすことにね。救急病院では単独移動禁止でした。リハビリ病院ではこの日中車いす生活に加えて「車いす着座での両足活用ちょこちょこ歩行」が加わったわけです。腰は奥深くね。踵着地で足裏全面床に着けて膝より後に送って爪先キックでした。関節を楽に稼働させていたわけです。看護師さんから「暴走族」よばわりされるくらい速くなったのでした。実際は誰もいないところで暴走していましたが・・。関節が楽に動かせるのでPTで早期に健常者風歩行のリハビリをしてくれたのでした。で、転院2ヶ月弱で「病棟内杖歩行許可」になった訳です。許可になった時に看護師さんと歩きながら「天井って意外と低いのですね」と杖で指し示したら「杖が浮いている」といわれました。健常者風は基本杖は使わないですからね。歩行をしながら健常者風への矯正は無理ではと思うのです。脳が手続き記憶として覚えてしまっているのですよ。棒足ぶん回しもね。上肢も「関節可動域確保動作」ができて後の動作と考えています。上肢は「他動」の活用でしたし、今も他動を毎日しています。

nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。