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堅苦しすぎる日本? [文化]

 4月1日はエープリルフールですね。これはヨーロッパで始まったもので、フランスが最初とする説が非常に有力みたいです。4月1日の日本経済新聞の春秋にその中の傑作の1つとして英国BBCが1957年のエープリルフールに流した「ニュース」に「スイスの農村にはスパゲティのなる木があって、この時期には村人が総出でにょきにょき生えてくるパスタの収穫に大わらわ――。」という真っ赤な嘘があったというのです。
 イギリスはどうも学校の始業式みたいなときにもジョークを織り交ぜる習慣があるようですね。そして、司馬遼太郎氏は「雑談 昭和への道」のなかでヨーロッパ人のジョークのことに言及していました。ただ、品格のあるジョークというのは、幅広く且つ深い教養、そして、言語に対する鍛錬が必要であると述べられていました。
 昨今のお笑い芸人の中には・・・というのがよく目につくような気がします。そして、政治家にはまずいないですね。
 世間一般がギスギスしてきて、「ジョーク(冗談)」を公的な場で使うことが躊躇われるようになってきたのではという感じがします。
 「お笑い」は「お笑い」、または、仲間内の遊びの時だけ。それ以外の時は「効率優先」で「余計なことは話さないように」というような感じですね。「ゆとり」とは何かというのをこの機会に考えてみるのもよいのではと思います。

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