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闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して)  No171 [闘病]

皆がしていることはよいことばかりか。この「皆」というのは「多数」程度ね。   どのようにして、視床出血・意識不明あり・左半身完全麻痺からグー・チョキ・パーが楽にできるようにしたのかについてね。   どのようにして、視床出血・意識不明あり・左半身完全麻痺から小走りまで指導してもらえたのかについてね。   ボトックス療法中の筋トレと感覚麻痺での筋トレについて思うことね。   同じような脳卒中で幼児とかの年少者と我々成人とで神経細胞の再接続の早さの違いとその過程でのトラブルの多少についてね。   「病院食のお味」についてね。

 11月16日(月)、皆がしていることはよいことばかりか。この「皆」というのは「多数」程度ね。ブログ村脳卒中カテゴリーで私みたいなリハビリ等が主な方がおられます。また何人かは「筋力がなくなった」として筋トレとかをされているのです。リハビリ病院入院中の同室者も筋肉トレーニングしていたような雰囲気があったのです。私は「なんで、そんな筋トレするの?」でしたがね。ブログ等を読んでみたりした結果、脳卒中での症状が不安だったのでしょうね。それで、「自主リハ」とかでも根拠なくというのも多いみたいですよね。それを自慢げに投稿されている方もいるのですよ。「根拠」と「そのリハビリによる成果」の投稿がないのにね。脳卒中は出血にしろ、梗塞にしろ、どこの部位でどの程度の範囲で起こったかで100000人の患者がいたら100000人通りのリハビリがあるのにね。高次脳機能の方からの失語症ですと、言語中枢という部分でも単語とイメージを繋ぐ部分が主なのか、単語を文字に置き換える部分が主なのかといろいろあるわけですよ。記憶領域との連携が悪くなったためなのかともね。皆が思い込むことに「筋力低下の意味」についてね。脳卒中発症での筋力低下は脳が命令できなくなったためですよ。脳の命令力回復には筋トレまたは過剰リハビリは必要ないのに皆さん好きですね。マッサージ等で筋肉の緊張が解除できる程度まででしたらと考えているのですが。皆さん、筋緊張亢進→痙縮→拘縮一直線的にされる方が多いみたいですね。私は「可動域確保」、それも「楽な力での可動域確保」で20kgのハンドグリップが握れたり、数千歩連続歩行の中に階段昇降(1~5)ができるような足の筋力(持久力かな)も回復しましたよ。衣装ケース持ち上げとかもね。筋肉量維持は可動域確保動作でも結構有効なのですよ。感覚神経の戻りに応じて、筋トレ的なのを筋緊張亢進にならないようにしておけばよいと思ったし、実際実用筋力が回復してきつつあります。感覚神経の回復度合いで動作の正確度が上がるので、それに応じた筋力ね。
 11月17日(火)、どのようにして、視床出血・意識不明あり・左半身完全麻痺からグー・チョキ・パーが楽にできるようにしたのかについてね。ついでに腕が楽に伸ばせるようになったのかもね。左右の手指の組み合わせも楽にできるようになった道筋ね。一言で言えば、屈筋優位の上肢だから伸ばすリハビリ主体にすれば、屈筋で曲げることが出るというものね。曲げたときの動作範囲が広くなるほど筋力も発揮されるというものですよ。生活動作も楽にできるようになるとね、でも、感覚神経の回復度に応じてだよ。ですから、動作テストも結構良いスコアでした。そうそう、腕伸ばしには手首を股に挟んでの引き延ばし動作もしました。手のひらは左右の手を合わせて指を伸ばした状態での押し合いもね。手首のそり返しもね。上肢での伸ばすことへのリハビリが「物を掴む」とかに非常に役立ちましたよ。グー・チョキ・パーが楽できるということがね。左右の手の組み合わせでは、最初の頃は麻痺手が抵抗勢力で組み合わせにくかったです。その後、徐々に指の間隔が健常側並みになっていったので今では楽にできます。パーは指を大きく開いての状態にできますよ。ですから、歯ブラシも楽に持てるし、タオル絞りも感覚の回復に応じて強く絞ることができるようにね。経験上、感じたことは「可動域の大切さ」です。屈曲腕や握々お手々でなにができるのですか。楽な力での可動域があれば、感覚の戻りに応じていろいろできるようになるものね。楽な力で動かす方が感覚の戻りも早いのでは。
 11月18日(水)、どのようにして、視床出血・意識不明あり・左半身完全麻痺から小走りまで指導してもらえたのかについてね。皆さん、棒足や尖足などでお困りですね。これらの防止法もね。脳卒中だけですと、多くの場合、意識回復後しばらくしたら椅子に座れるようになりますよね。リハビリを含めて病気回復には可能な限り日中は上半身直立が良いのです。股関節・膝関節・足首関節等直角程度がね。血圧測定の時は背筋を伸ばしてふんぞり返りましょうね。前屈みは血圧上昇の基だよ。次が車いす両足ちょこちょこ歩行への取り組みね。PTのリハビリは「立つ」、「平行棒での歩行」、「杖歩行」と支えてもらったりしながらね。リハビリ病院転院後、3週目ぐらいには暴走族への道を車いす両足ちょこちょこ歩行で歩み始めていましたが、PTの土曜リハで90m杖なしで歩かされたときは「何するだよ。まだ、体の準備ができていない。」と思いました。3週目のPTでは模型階段での昇降練習ね。1ヶ月後あたりですと完全な暴走族になっていましたよ。ですから、健常者風歩行への練習が始まっていました。関節可動域があるかどうかが基準であったと思います。2ヶ月目には健常者風階段昇降ね。3ヶ月目には斜面昇降やボール蹴りや小走りね。経験上、感じたことは「可動域の大切さ」です。尖足や棒足は防ぐことができましたよ。だから、内反足にもなっていないしね。これも楽な力でできる可動域確保のお陰ね。
 11月19日(木)、感覚麻痺の典型である視床出血で腕の動作等で感じたことね。感覚麻痺全盛の時は動かすにしても高緊張でした。ですから、適当に動かして、後は関節可動域確保動作主体ね。マッサージと合わせて考えると筋肉の柔軟性維持ね。筋肉感覚の回復を目指した動作等もしていますが、まだ、十分には回復していません。その結果は、やはり、まだ簡単に高緊張になるということです。筋力は案外回復していますよ。その筋力を持ってしても高緊張になっていると感じるときが多いのです。高緊張になると動かしにくくなります。ですから、「使えば使うほど筋緊張状態になりやすい」のが感覚麻痺だと感じました。高緊張を続けると、筋緊張亢進→痙縮→拘縮との道を歩むことになると当初より考えてリハビリに取り組んでいました。用語は後付けね。さらに適切適度なリハビリですと、感覚も徐々に回復してきました。まだ、途上だけどね。各筋肉どうしのバランス取りの試行による貧乏揺すり等のゴタゴタが出てきてます。幼児期等は予定された部位の神経細胞でしたが、我々は別の部位の神経細胞が絡んでの調節をさせているのですから、手間が掛かりますよね。ベテランの神経細胞は脳卒中でお亡くなりなったのですよ。お忘れなくね。幼児期でも結構試行錯誤しているだよ。これもお忘れなくね。匠の技へのときもね。
 11月20日(金)、ボトックス療法中の筋トレと感覚麻痺での筋トレについて思うことね。脳にとってはどちらも運動神経系と感覚神経系とのアンバランスが起こっているのではとね。どちらも脳には筋肉の収縮情報として届かない、または、感じることができないですよね。私みたいな感覚麻痺ですと、センサーのないマジックハンドみたいなものです。視覚情報頼りのね。筋肉を緩めるということができない理由ね。普通は皮膚や筋肉からの感覚情報によって運動神経系の抑制ニューロンが働くことによって、興奮ニューロンの興奮が抑制されるのですよ。そして、筋緊張とかが解除されるのですよ。破傷風感染による症状が現れる理由は抑制ニューロンの阻害ね。破傷風では骨折するほどの筋力が発揮されることもあるのですけどね。ボトックスではボツリヌス菌毒素によって運動神経系の興奮ニューロンの筋接合部にダメージが生じ、筋肉に収縮命令が出せなくなるのですよ。大脳での命令で興奮ニューロンは興奮しますが、筋収縮が起こらないので、筋肉の感覚系は脳に収縮情報が送れなくなり、脳は命令と情報とのアンバランスによって、さらなる強力な収縮命令になる恐れが十分に起こりうるのがボトックス後の筋トレかな。このアンバランス状態を脳が定常状態と手続き記憶されたらどうなるのでしょうね。
 11月21日(土)、同じような脳卒中で幼児とかの年少者と我々成人とで神経細胞の再接続の早さの違いとその過程でのトラブルの多少についてね。乳幼児でのいろいろな要因で脳卒中の可能性はあります。ただ、確率は非常に低いですけどね。一般の手術とかでも普通は若いほど回復が早いですよね。その代わり、副作用などは成人より出やすいかもね。まあ、高齢者は別の意味で副作用が出やすいですけどね。樹状突起等を伸ばす力も細胞が若いほど強いですよね。ただ、脳全体での損傷割合とかが大きすぎると・・ですね。これは成人も同じですね。同じような割合ですと、年少者の方が回復が早い可能性が高いですね。でもね、四肢の場合は「楽な力での可動域が確保されている。」というのが最低条件だと思います。脳卒中は多くの場合遺伝子の保障期間の過ぎた年齢で起こりますので、樹状突起等の伸びも悪くなりはずね。だから、神経細胞間の再接続がおこなわれるまで時間が掛かるわけね。この間、可動域を確保し続ける必要があるのですよ。幼児でも拘縮とかになっていたらその部分の動作は無理ですよね。廃用症候群とかは年少の方が進みは遅いかと思います。高齢になるほど新陳代謝が遅くなるので再生力も落ちるのですよ。なんとか修復だけでもしようとLDLコレステロールを増やしているのかな。ヘマにLDLを減らすと体の修復ができなくなりますよ。早死にのもとね。「医者とクスリに殺されない患者術」によると、スタチン(LDL低下薬)は副作用で50人に一人程度糖尿病になるようです。また、神経細胞間の新しい接続ができてもより良い接続に修正するのも高齢になるほど時間が必要かともね。痙縮や拘縮などにしてしまったらさらなる時間が必要にね。
 11月22日(日)、「病院食のお味」についてね。久しぶりに病院食のお味について投稿があったので、ネタに困っていたのでのりましたよ。高血圧とかいわれている人は多くの場合、塩分の摂取量が多いといわれています。この点については疑問が出てきているようです。ただ、病人は薄味が苦手な方が多いようですね。「病院食が不味い」という大きな理由が「薄味」ですよね。味覚は「お袋の味」に象徴されているように習慣性なのです。そして、いろいろな味があることを知らないということもね。短期海外旅行で日本食を追い求めるとかもかな。帝国ホテルのある調理長さん(取締役になられた方ね)が日本経済新聞の私の履歴書に「先輩の味を覚えた」というようなことを書かれていました。織田信長は濃い味好きね。ですから、京料理は嫌いだったとか。味覚味は学習なのです。ですから、病院食等ではお話とともにいろいろな濃さの「利き味」を入院患者にして比べてもらうと不平は減少すると思います。ほかの味覚を知らない上に特定の味付けに固執している場合が多いですからね。それと、栄養士さん等は病室に配膳された時点での毒味を必ずしてね。自分らも患者が食べるのと同じ時点でおいしく食べられたかをね。でもね、「お粥」は絶望的かな。あの量ではね。だから、救急病院で「普通食に変えて」と2月中言い続けた訳ね。3月3日には「お寿司」だからね。この病院は以前に潰瘍食の患者に「おこわ」をだしているのにね。私のこの時はお粥のまま。グスン。救急病院への恨み言ね。食い物の恨みは怖いよ。

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