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闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して)  No189 [闘病]

睡眠についてどう考えられていますか。   脳卒中になられたばかりの方へ。時々、この投稿をさせてもらいます。   脳卒中後遺症でのうち、外見から見えにくくなった後遺症ともともと見えない後遺症についてね。   「機能不全家族の連鎖」を断ち切るためには。   関節可動域確保には外部の力の活用を。自力でしようとすると逆に可動域を制限することになる場合が。   脳卒中後遺症の回復で思うことね。   またもですが、「筋力の定義」ね。

 3月21日(月)、睡眠についてどう考えられていますか。私はどうも、一応「快眠」らしいのですが、朝方に睡眠が浅くなるので「睡眠不調」感が抜けないですよ。夜間、花子(柴ね)は私の部屋の入り口近くで寝ているので、何かの気配で吠えることがあるのですが、「知ったものではない」というのがよくあります。入院中も看護師さんが病室巡回をされていますが、気づくことは少なかったです。他の患者さんへの対応で駆け込んできても夢の中でしたよ。深い睡眠を持続する方法は「日中上半身直立」で活動的に生活することですよね。眠れないときは諦めて寝転んだ状態で過ごしていつも時刻に起床して、日中に寝ないというのを心がけていましたよ。救急病院でもリハビリ病院でも「起床時刻」には拘りましたよ。そうすると、就眠時刻もほぼ一定になっていきました。また、できるだけ短めの睡眠時間ね。長時間睡眠は睡眠の質を低下させ、疲れをためるだけですよね。また、脳の働きを低下させますよ。リハビリに悪影響ね。起床時刻一定の方が人間にはよいのです。だから、変則勤務が体によくないのですよ。ただし、短すぎる睡眠時間もよくないですよ。だから、ブラック企業がよくないのですよ。仕事の能率も低下していることに経営者が気づいていないのです。ということで、夜間トイレで起きることは全くないです。若いですからね。とかいっていますが、夜間頻尿の要因に「睡眠の深さ」の問題があるのですよ。睡眠が深ければ、病的でない限り、夜間にトイレに行くことはまずないと思います。
 3月22日(火)、脳卒中になられたばかりの方へ。時々、この投稿をさせてもらいます。脳卒中後遺症は脳の損傷部位やその広がり具合で症状には違いが見られたりします。また、このことでリハビリにも違いが見られたりしますが、陥ってはならない症状というのがありますよ。高次脳機能についてはセラピストさんに聞いてね。言語障害も、嚥下障害などもね。四肢についてね。脳卒中はすべて脳での損傷による訳ですから、関節や筋肉には問題がないのですよ。脳が筋肉に収縮命令を出せなくなっただけですよ。脳が筋肉に収縮命令を出せるようになるまでや収縮命令を出させるようになっても運動神経と感覚神経のバランスが戻るまでははっきりいって「健常者と同じような考えで動作しては駄目です」です。運動中枢関係に障害があった場合は動作ができないはずですから問題は少ないと思います。問題は感覚関係の方の障害で動作不全になった場合ね。視覚等で感覚の代用ができると動かせるようになると思います。実際、私もそうでした。ところで脳の方の修復はまだなのです。目を閉じて歩こうとしているみたいなものです。で、緊張しますよね。はい、筋緊張亢進→痙縮→拘縮という道のりに入っていく可能性が非常に高いのです。脳卒中便利グッズとか投稿されている方もこのタイプと思います。関節可動域をなくしてしまったのですよ。関節可動域を確保しておけば、弱い力でもできる関節可動域があれば、そのうち、便利グッズなど必要がなくなりますよ。その人の症状によってどの便利グッズから不必要になるかは異なりますよ。楽な力での関節可動域がある方が介護されるときもどちらも楽だし、リハビリも早く進みますよ。運動中枢の方の方もね。他動でもよいから楽な力での動作が脳での修復を早めるのですよ。川平法の原理かな。脳卒中だけの場合は「歩けない」や「ものを掴めない」とかいうのが続くことはないですよ。適切適度なリハビリをしていたら、いつかはできるようになりますよ。重症の方は回復に時間が掛かりますが、今はやりのロボットリハビリは「関節可動域がある」というのを前提としていますので当座はロボットリハビリでというのも「関節可動域」があれば選択肢の一つになりますよ。
 3月23日(水)、脳卒中後遺症でのうち、外見から見えにくくなった後遺症ともともと見えない後遺症についてね。前者は四肢での後遺症が主ね。中には丸見えにされている方もおられますね。後者は嚥下障害や高次脳機能障害や言語障害などね。ところで、前者では一見丸わかりの方が「困った、困った。」ですよね。外見からは見えにくいようにリハビリのできた方はそう「困った」とはいっていないような気がします。どこが違うとこのような違いになるのでしょうね。時間が掛かっても回復への展望があるからですよ。私も後遺症について「腕だけでよかったね」といわれたことも、「腕も障害があるのか」とかね。「軽かったのでしょう」はちょくちょくね。救急病院に5週間弱入院した程度の視床出血ね。リハビリで取り組んだのが「困った、困った」といっている方のような四肢の状況にしないようにね。「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。腱を固めない。」ね。関節可動域を失って後遺症が見えるようになって仕舞っているのですよ。「他動でもよいから、健常側と同じように動かせる」が今に繋がってきています。ですから、リハビリ病院でのリハビリは楽しかったですよ。救急病院でもね。救急病院でのPTで短い感じの平行棒の長さ程度離れた姿見の自分の姿が見えなかったのでした。そういう程度でもあった損傷具合からの復活ですよ。ところで、杖なし歩行をしていると左半身完全麻痺からの復活とは見えないでしょうね。でも、杖を持ち歩いています。諸般の事情からね。無理に健常者ぶっていないのです。未だに派手にふらつくことができますからね。理由は関節可動域があっての筋力調整中ね。これは感覚神経が全面的に回復してからもしばらく続くでしょうね。
 3月24日(木)、「機能不全家族の連鎖」を断ち切るためには。あるブログに投稿されていたように「機能不全家族で育った」ということに気づくことが第一歩になると考えています。このタイプの「気づき」は非常に難しいことだと思います。癖が自分では判りにくいと同様にね。そして、外部からの指摘に対しては「反感」を生じやすいのですよ。狭い世界での生活でしみこんだ考え方などですから、それを「正しい」と思い込んでしまっているのですよ。薬物中毒の治療が難しいのは薬物への依存性もありますが、薬物を使い始めようとしていくような機能不全家族での生育歴からの脱却も必要だからですよ。機能不全家族は連鎖もしますが、今日、経済的精神的な外部要因で普通の家族が機能不全家族になっていっている度合いが昔より非常に高くなっているのではとね。そうすると、国を挙げて機能不全にね。味覚での「お袋の味」も慣れ親しんだ味のみに固執するというのも似ていると思います。機能不全家族は一見何事もないような家族でも見られることがありますよ。「見える虐待」はわかりやすいですが、「見えない虐待」も機能不全家族のひとつですよ。
 3月25日(金)、関節可動域確保には外部の力の活用を。自力でしようとすると逆に可動域を制限することになる場合が。というか、脳での修復が終了するまでは常に外部の力を活用した関節可動域確保動作を。そして、常に全身の関節を考えながらね。私が腕伸ばしや指伸ばしを意識的に始めた当初は外力ですよ。しばらくしてから外力を活用しながらも自力という要素も含んだ動作を始めましたよ。すると、全身の筋肉が収縮したのです。脳がどの筋肉に収縮命令を出しているのかが判らなかったのですね。時々、他の方が投稿で指の曲げ伸ばしをしようとしたら、目的の指以外も動作してしまったというのがありましたね。脳は筋紡錘や腱ゴルジ装置などの筋肉の感覚器官からの情報を受けて、どの筋肉に命令を出したかを判断しているのですよね。感覚麻痺はこの情報がないので脳はそこら中の筋肉に収縮命令を出していたと感じました。ですから、四肢では屈筋と伸筋も同時に収縮してしまうのだと思いました。そこで、毎日、上肢では屈筋伸ばし、下肢では伸筋伸ばしを外力を使ってやっているのですよ。屈筋と伸筋は別個に収縮するものだとね。同時に収縮すると上肢では屈筋が強いので屈曲腕や握々お手々、下肢では伸筋が強いので棒足や尖足ね。破傷風の症状も屈曲腕や棒足・尖足などね。破傷風も屈筋と伸筋が同時に収縮ですよ。感覚麻痺と同じね。で、ボツリヌス菌毒素で弛緩できるのも痙縮とかと同じ仕組みね。ボトックス療法での効果が出る仕組みね。
 3月26日(土)、脳卒中後遺症の回復で思うことね。さあ、どのような方法があるのでしょうね。最低限、脳での修復が完了しないことには本当の回復にはならないと思います。ところで、後遺症とかの重症度とかは脳での損傷具合で決まり、その後のリハビリ具合で回復見込みが決まってくるのですよね。で、まず、医師も判らないのが脳の損集具合ね。画像診断とかである程度の見込みは判ってもね。だから、「意識不明」ありはある程度重症みたいですが、本当に重症?という場合も重症の場合もね。意識不明にならなくても回復が遅くなるような損傷もありかもね。筋トレに励んで回復するような感覚麻痺は軽症であったと思います。私は感覚麻痺の典型の視床出血でしたから、筋肉に力を入れると簡単に筋緊張亢進状態になっていくのが感じ取れました。筋緊張亢進のまま、さらに使うと痙縮に、そして拘縮にと進みそうだったので気楽にリハビリをしていたらリハビリ病院で初期症状から見て回復の早さが「奇跡的回復」にね。車椅子着座による両足ちょこちょこ歩行による暴走行為とかしていましたよ。小走りはできますが、大股疾走はまだできないですよ。大股疾走が短期間でできるようになった方は軽症だったか非常に若かったのでしょうね。若くても重症でしたら数年でも回復しないと思います。だから、私自身のリハビリでお勧めできるのは「楽な力での関節可動域確保動作」ぐらいですよ。これは未だに続けています。「車椅子着座による両足ちょこちょこ歩行」も「楽な力での関節可動域確保動作」にあたります。そうすると、ラジオ体操的動作ができるようになりますよ。また、グッパもね。重症の感覚麻痺は皮膚感覚も筋肉の感覚も他の体性感覚も麻痺しますよ。筋肉にある筋紡錘や腱ゴルジ装置などの筋肉感覚装置からの情報途絶による弊害を無視するから筋緊張亢進→痙縮→拘縮へとなっていくのですよ。筋トレで回復した場合は筋肉からの情報は届いていたということですよ。視床出血で脳に届かなくなりましたよ。未だにちゃんとは届いていないよ。脳の損傷具合でいろいろなので各人用心深くリハビリをしましょうね。常に「楽な力での関節可動域優先」でね。
 3月27日(日)、またもですが、「筋力の定義」ね。視床出血で完全に筋力がなくなった左半身がどのようにして「動画と静止画」カテゴリーにあるような筋力を取り戻したのかの理論ね。一番の理論が「感覚神経と運動神経等により脳の適切な支配下にあるときにのみ筋力が発揮できる」というものね。次が四肢では「他動でもよいから楽な力での関節可動域があってこそ筋力が発揮できる」ということね。関節が動かない状態を考えてみてね。想像力欠如の方は無理かな。そして「筋力=脳の命令力×筋肉の量×筋肉の質」ね。このなかで「脳の命令力」がゼロになるのが脳卒中ね。だから、体がグニャグニャになって当たり前なのですよ。その後のリハビリへの取り組みが悪いと筋緊張亢進に、次に痙縮、さらに拘縮へとね。私の経験では筋トレなしでも「筋肉の量」と「筋肉の質」に問題は起こらなかったです。この二つは運動神経からの情報がボチボチあれば維持はできると感じましたよ。神経筋接合部での筋肉へのボチボチの刺激ね。感覚麻痺だけでしたので運動神経系無傷だからこのボチボチの刺激ができたみたいです。楽な力での関節確保動作ね。健常者での筋トレは感覚神経と運動神経がともに正常に働いているということが必要です。脳卒中後遺症ではこのどちらかがない、または、両方ない状態ですよ。健常者みたいな効果はなく、弊害だけが出ますよ。関節可動域確保は外部の力を適切に使いましょうね。脳の命令力の問題は救急病院入院時にもう一つ実感しましたよ。脳が収縮命令を出した筋肉から収縮情報を受け取って、どのように命令を出してよいのかを判断しているのですよ。だから、入院中はそこら中の筋肉に、不必要な筋肉にも収縮命令を出していましたよ。四肢では対になっている屈筋と伸筋も同時ね。力比べになって筋力なんて出ないですよ。ですから、か弱い力でよいのですよ。か弱い力なら外力で簡単に修正できますものね。筋肉も腱も柔軟状態に保ちましょうね。

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