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闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して)  No462 [闘病]

あるブログであった「陽性徴候」の一つの「尖足」の予防法のいくつかね。いろいろあると思うのでね。   脳卒中の後遺症の状況で「重症」はどこが重症なのか。はっきりいって「脳」ですよ。手足等ではないですよ。   「陽性徴候」と呼ばれるのは不適切リハビリに対する脳の正常な反応では。   私の「頑張り」。救急病院の入院当初から「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。腱を固めない。」の「3ない」リハビリでそれも「他動で楽にできる」ということでした。   テレビのグルメ番組での「箸上げ」をしっかりを観察してみてください。結構、料理を持ち上げている箸先が震えていますよね。背景は揺れていないので箸先ね。   久しぶりに初期症状について。   救急病院に担ぎ込まれた当初、回復についてどのように思われていましたか。視床出血を感じたときから「リハビリで回復する」とね。

 6月21日(月)、あるブログであった「陽性徴候」の一つの「尖足」の予防法のいくつかね。いろいろあると思うのでね。まずは尖足防止用具を寝ている時等に装着することかな。これは足先の重みで徐々に尖足状態になっていき関節が動かせないようになっての尖足の予防ね。足首関節が楽に動かせないのが尖足ね。勝手に動いてしまうのは「下垂足」ね。こっちは内反には非常になりにくいはずです。もう一つは脹ら脛等の足を棒状に伸ばす筋肉が必要時以外「弛緩できる」ようにリハビリをすることね。アキレス腱を引っ張っている筋肉が楽に弛緩できたたら、足を甲の方に引きあげる力の弱い筋肉でもアキレス腱を引っ張ってくることができるようにね。この筋肉が力不足で普通でも甲の方に引き上げられなくなってしまうのが「下垂足」です。か弱い筋肉ですので尖足になるようにアキレス腱を引っ張る筋肉には簡単に負けてしまうのですよ。膝関節も大腿部の筋肉同士でこの手の勝負をしています。曲げる方の筋肉が簡単に負けてしまうし、伸ばす方が強力で緊張状態になりやすいのが脳卒中なのですよ。特に視床出血かな。貧乏揺すりの方は適当にふらつかせています。ネットで検索すると、防ぎ方とかあるのですが、これ「陽性徴候」ととるのか回復途上とみるのかで対応が変わってきますよね。細かい「貧乏揺すり」は健常でも起こっているのです。この健常時の筋力調節に脳が回復?してきて挑戦するから起こると思うのです。完璧に動かせなかったときはなかったのでね。どのような調節かは以前に投稿しているので探し出してください。これは押さえ込むと回復しても微妙な筋力調節ができなくなるかもね。貧乏揺すりはまだまだ起こっています。それなりの初期症状だったのでね。
 6月22日(火)、脳卒中の後遺症の状況で「重症」はどこが重症なのか。はっきりいって「脳」ですよ。手足等ではないですよ。脳がコントロールできないから、通常の維持も難しくなってしまったのですよ。ですから、「脳の回復状態」をどのように考えるかですよね。簡単に筋緊張状態になるようでしたら、脳はまだまだ回復していないのですよね。「動かせる」は残存機能を使ってですよね。このようなときに頑張るから簡単に筋緊張になるのですよ。で、懲りずに繰り返すからですよ。脳の回復状況というと発症直後の急性期後の落ち着いてきたときから考えるとそう回復していないと思います。が、結構健常者風で歩けたりするのは脳の残存機能をつかってであると思っています。だから、それなりに高緊張になりやすいし、第一、走ることはできないです。速歩も非常に短い距離限定ね。10mとか。その後、暫くお休みが必要ね。上肢はもっと使えないですよ。それでも、関節可動域はあるので脳の回復が楽しみです。残存機能活用でまったく上肢が動かせない方よりはですが・・。食事では麻痺腕はぶら下がっているだけですよ。洗面台に載せたら、歯ブラシのホルダー代わりに使えたりね。関節が他動ででも動かせるというのでそれなりに役立たせたりしています。運動神経系興奮ニューロンの興奮亢進のことがあるのでむりしないことですよ。興奮亢進にしてしまうから後々困るのですよ。脳の回復があるまでは焦るとその後動かなくなるとかなのですよ。辛抱です。
 6月23日(水)、「陽性徴候」と呼ばれるのは不適切リハビリに対する脳の正常な反応では。「反射の亢進」はどう転んでも現れるかもね。ただ、これを上手に抑え込まないと痙性の亢進を招くかもね。痙性の亢進が進むと痙縮になってしまうと考えられるので助ので。それで脹ら脛の筋肉が常時痙縮のため収縮してしまうとアキレス腱を引っ張るので尖足ですよ。尖足になったら内反がついてくると思います。視床出血等の感覚麻痺では、運動神経系興奮ニューロンが興奮状態になり、この状態が続くようになるのが痙縮ですよね。ある方があげられていた「陽性徴候」の症状の多くがこれに起因します。脳は興奮ニューロンと抑制ニューロンが適切に作用して正常な活動をしているのですが、痙縮は抑制ニューロンが働いていないと考えられるのです。ですから、頑張れば頑張るほど悪化してしまうのです。ただ、筋肉を楽に弛緩させることができるように頑張ると「陽性徴候」は出てこないですよ。ボトックスは興奮ニューロンが興奮亢進になってしまったので、単に興奮ニューロンの神経終末からアセチルコリンが出ないようにしているだけです。興奮ニューロンの細胞体の興奮を抑えているのでないのです。筋肉に収縮命令がいかないようにしているだけで細胞の興奮はそのままです。ただ、脳はこれだけ興奮して漸く動作できるということで興奮ニューロンがさらに興奮してしまう可能性があるかもしれないボトックス療法です。毒素の効果が切れたら元の木阿弥です。脳の仕組みから考えて「筋肉が楽に弛緩できるようにリハビリをおこなう」というのが必須だと考えられる視床出血後遺症ね。闇雲に頑張ると運動神経系興奮ニューロンが興奮亢進状態になり、筋肉は収縮したままになりますよ。過緊張の状態になって当然ですよ。
 6月24日(木)、私の「頑張り」。救急病院の入院当初から「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。腱を固めない。」の「3ない」リハビリでそれも「他動で楽にできる」ということでした。未だに気になるのが「他動で楽にできるか」ということです。この考えに沿う結果が得られるように適度に頑張ってきました。適度でないと「過剰」か「不足」ですよね。どちらも視床出血後遺症リハビリでは問題の起こることにね。ただ、注意しておかないといけないのが「リハビリの動作と運動量確保の動作」の食い違いが出ないようにかな。運動量確保を張り切りすぎて痙性をあげてしまうことがあれば本末転倒ですよね。常に筋肉が他動で引き延ばされやすいようになっているのかが目安ですよ。筋肉は弛緩して引き延ばされてから意味のある収縮ができるのです。視床出血以前からこのことは判っていました。それと、出血後の収縮力ですが落ち着いてくるとある程度できるようになっていったのですが、感覚麻痺なので「?」です。腱ゴルジ装置からの情報がないだけで結構な筋力が出ていたと思います。これを理解できなくて過剰で痙縮になってしまわれる方がおられるようですね。ボトックス療法は筋力低下を目的とした療法です。脳卒中後は感じているより遙かに強い筋力が出ていることにね。とかなので、筋力を出し過ぎないようにできるだけ無負荷的にリハビリ動作をできるだけ他動でを頑張ってきたのです。下肢は格好良く歩くというのが一番負荷が少ないと思います。そう、緊張が少ないのですよ。緊張亢進にならないように頑張ったわけですよ。
 6月25日(金)、テレビのグルメ番組での「箸上げ」をしっかりを観察してみてください。結構、料理を持ち上げている箸先が震えていますよね。背景は揺れていないので箸先ね。人間は微妙な筋力調節時は伸筋を収縮させたらすぐに弛緩させ、この弛緩しているときに屈筋を収縮させ、屈筋を弛緩させているときに伸筋を収縮させるということをおこなっているのですよ。直線を定規なしにゆっくりと引くとガタガタの線になるのもこの筋力調節の結果ですよ。脳卒中で、特に視床出血で脳でのこのタイプの筋力調節ができなくなり、その後徐々に回復にというのですが、出血前と回路が異なるので調節のタイミングが狂って振れ幅が大きくなってしまうと考えています。これは異常ではなく回復過程の一つかなと考えて適度に暴れさせています。この収縮と弛緩の繰り返しで目的の筋力等を発揮しようとするときに緊張が非常に高くなりやすいのです。上肢でね。下肢は体重ということでの慣性が働いて緊張は高くならないことが多いようです。筋緊張をあげないようにリハビリをおこなうということが結局回復を早くすることになるかもね。貧乏揺すりね。緊張を高めないようにすることね。緊張が高くなるというのはどこかに無理があるのかもね。
 6月26日(土)、久しぶりに初期症状について。客観性を求めて、東北地方のある病院が相当多数の患者で統計を取られて論文を公表していました。この論文名はこのブログのどこかにあるので探索してみてください。基準として、視床出血の際の血腫の大きさというか推定出血量と病院到着時の意識程度を使ってね。血腫量では10mlを超えると死亡率が上がり、20ml以上は全滅だったかな。量が多いほど重症の傾向かな。病院到着時、昏睡や意識不明はやばいですね。混迷はボチボチだったかな。清明はほぼ軽症みたいだったです。一応、救急病院到着時「意識不明」でした。量は聞いていないので・・。まあ、ボチボチで軽症ではなかったということかな。で、完璧な左半身麻痺でした。おかげさまで、救急病院入院中は病室内移動はもちろん、病室の外にでる時も介助されてのみでした。包括医療費の病院でしたから、早く転院か退院させると儲けが多いのに34日間入院でした。これでも、ボチボチの症状かな。転院時は介護タクシーに車いすごと乗車でしたよ。リハビリ病院で「車いす着座での両足活用ちょこちょこ歩行」の基本を教えてもらってから・・ね。救急病院では尿道の管がとれてから日中車いす生活にね。これ、重症度を早期に緩和する効果があったかもね。ただし、尿道の管抜きの後だよ。この車いすでは奥深く座り、膝関節も足首関節の直角程度にね。背筋ピンね。上肢は「他動」が基本だよ。腕伸ばし、指伸ばしね。そのうちに動き始めますよ。そのうちにね。リハビリ病院でも日中車いす生活にね。杖歩行は許可されてからね。退院時まで車いすを使っていました。関節可動域を意識したリハビリで「初期症状からみたら奇跡的回復」とリハビリ病院でいわれました。楽に関節が動かせたからと思っています。手足は関節を動かせての動作ですからね。関節の動きが悪くなるようなリハビリはしたことがないです。それでなくても関節の動きが悪くなりやすい視床出血でしたからね。予防ですよ。
 6月27日(日)、救急病院に担ぎ込まれた当初、回復についてどのように思われていましたか。視床出血を感じたときから「リハビリで回復する」とね。脳出血は感じました。病院に入ってから、数日してからかな、他動で麻痺腕を何となく動かしたりね。足は重くて諦め的にね。記憶的にはこの当初の病院によるリハビリは?です。意識レベルの問題があるのでね。寝たきりみたいな時も「筋肉を固めない。腱を固めない。関節を錆び付かせない。」の意識はね。救急病院でのリハビリはあるのですがリハビリ病院のレベルではないですね。それでも、回復に向けて意味のあるリハビリにね。「手足の動作は関節動作である」ということです。これは他動で悪化を防ぐには役だったのではとね。他の病気で脳卒中後に入院とかされると普段にリハビリができなくなったりしますよね。このときに「悪化をさせない」というのに「他動での関節可動域確保動作」が役立つのではとね。短時間では回復しないことが非常に多い脳卒中後のリハビリですよね。「短時間で回復しない」ということは考えようによると「適切に対処すると悪化しにくい」ということになるのでと感じています。救急病院時の当初のリハビリへの取り組みが後々に大きく影響していくのではともね。それと「悪化だけはさせないように」ですよね。

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