SSブログ

闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して)  No503 [闘病]

昨日は日露戦争からでしたが、偏差値とかのなかった戦国時代でね。   信長は「楽市・楽座」で有名ですね。街道筋で多くの人を集めていたとね。   昨日の訪問リハビリ時に「脳卒中後遺症のリハビリで関節が動かしにくくなっていくようなことを続ける方が多いですね」という話が出ました。   ボトックス療法からわかる痙縮の仕組み。   どうしても、健常者のトレーニングが筋トレタイプですよね。このイメージに引っ張られているのではとね。   動作には感覚が必要ですよ。脳卒中後もです。実際、「楽な外力による関節可動域確保動作が継続してできる」状態を維持していて感じています   健常者風歩行ができても杖を持ち歩く理由。

 4月4日(月)、昨日は日露戦争からでしたが、偏差値とかのなかった戦国時代でね。思い込みで有名と思うのが「織田信長、豊臣秀吉、徳川家康」の3人ね。一番短気として織田信長があげられていますが・・。津本陽氏の「下天は夢か」の付録みたいな「信長私記」を読んで感じたことも大きかったですね。今川義元の上洛の時の対策を数年前からしていたというのです。詳しくは「信長私記」を読んでね。桶狭間の時には天も味方してくれたようですね。信長はこれ以外は基本「相手より多くの兵員で相手よりよい兵器を持たせて有利な時期に有利なところにおびき出す」だったとね。美濃攻めに10年かけています。本願寺とも10年とかね。本願寺では鉄甲船というよなのまで開発していますね。長篠の戦いで武田勝頼がどうして、あのときにあの場所に出陣して戦いをいどんなのかということが謎になっているというのです。もう少し辛抱したら織田は兵糧不足になっていたであろうというのにです。このときには鉄砲隊を上手に使いましたね。普通の時でも足軽の槍は普通が二間半のところ、三間半にしていたとか。約1.8mながくにね。この3人、兵糧はすべて自前であったり、購入させていたとね。今のロシア軍みたいな略奪は御法度だったとね。暴行も御法度ね。今川はさせるがままだったようです。ロシア軍もかな。長期にわたって兵器等の装備を含めた軍備の状況と相手の状況を鑑みて戦いを挑んでいた信長。豊臣と徳川は信長ほどではなかったようです。
 4月5日(火)、信長は「楽市・楽座」で有名ですね。街道筋で多くの人を集めていたとね。この時、他の武将は「忍びその他が入り込んだり・・で守りに不利だ」とかね。実際はより有用な情報が集まったとか。また、交易等の上がりで資金も潤沢になっていったというのです。信長の父がこの基礎を始めていたようです。資金があるから、装備も兵糧も秤量も兵員数もそろえることができるようになった訳ですね。美濃攻めの時の墨俣の一夜城ですが、藤吉郎と小六だったはずです。10年目かな。「馬防柵」で斉藤勢の攻撃を凌いで砦を築いたのですが、柵にぶら下げる筵を近隣の農家から目が飛び出るほどの高値で買ったというのです。聞きつけた他の農家からもというのです。岐阜城では稲葉らを寝返りさせてということね。桶狭間では今川の家老戸部・・でしたか、謀で今川に殺させたというのです。この家老、桶狭間のそばに住んでいて熟知しているからということと「信長私記」に書いてありました。美濃攻めも石山本願寺のときもまずは「様子見」の攻撃も使っているわけですね。ただ、日本は独裁者を出さない国と司馬遼太郎氏が述べていました。戦国武将で信長が一番独裁だったかな。秀吉の「五奉行」で家康も似たもので合議制ですね。だから、貧乏くじを光秀が引いたとも思うのです。東条英機はある意味祭り上げられた首相と思うのです。
 4月6日(水)、昨日の訪問リハビリ時に「脳卒中後遺症のリハビリで関節が動かしにくくなっていくようなことを続ける方が多いですね」という話が出ました。人間は関節動物ですから関節が楽に動かせて動作できるのです。ところが、「陽性徴候」等に現れることが出てきても修正することなくさらに動かしにくくなるようにリハビリされている方がおられますね。そして、ボトックス療法に行き着くわけですよ。別の理由でボトックス療法になる方もおられるとは思いますが・・。関節を楽に動かすには関係する筋肉がタイミングよく弛緩する必要があるのですよ。筋力は弛緩して引き延ばされたのちに筋肉が収縮するときに発揮されます。筋肉は収縮しかできないのです。弛緩して、他の筋肉に引き延ばしてもらっているのです。だから、ストレッチが大切なのですよ。楽にストレッチができるようにリハビリをするのが基礎になります。くどいですが、筋肉は伸びた後に収縮できるのです。この引き延ばされるはずの筋肉が収縮したままですと、引き延ばす役目の筋肉は収縮できなくなるのです。脳卒中後はこれらが同時に収縮しやすいです。脳はそこら中に収縮命令を出すのです。だから、「筋肉を他動で引き延ばす」を根気よくすることですよ。
 4月7日(木)、ボトックス療法からわかる痙縮の仕組み。簡単にいうと痙縮は筋肉が収縮したままになることですよね。筋肉が収縮するというのは運動神経系興奮ニューロンが興奮して筋肉に神経筋接合部でアセチルコリンが分泌されるからです。このアセチルコリンが分泌され続ける状態が痙縮かな。状況的に必要以上ということね。ボトックスはボツリヌス菌毒素をこの神経筋接合部に注射して運動神経系興奮ニューロンの神経終末に毒素が入り込むことでアセチルコリンが分泌されなくなることを利用しています。この毒素は神経終末のみで神経細胞体には全く作用しないので細胞体は興奮状態のままです。毒素の効果が切れるとまたアセチルコリンが分泌されるようになるのです。そう、運動神経系興奮ニューロンの興奮が解除されないことが痙縮の要因なのです。神経系は興奮ニューロンと抑制ニューロンがセットになっているのです。興奮ニューロンは興奮したままになりやすいので抑制ニューロンでその興奮を解除しているのです。脳卒中後の痙縮等は抑制ニューロンが働かなくなる破傷風の症状とよく似ていることから、脳卒中で抑制ニューロンが働いていないと考えられるのです。とすると、興奮ニューロンのが興奮したままになるので対症療法としてボトックス療法が有効なのですよ。ボトックス3ヶ月ほどですよ、有効期間がね。興奮ニューロンが興奮したままにならないようにリハビリをおこなう必要があるのですよ。興奮は徐々に蓄積されると考えて、蓄積されないようにしようね。
 4月8日(金)、どうしても、健常者のトレーニングが筋トレタイプですよね。このイメージに引っ張られているのではとね。運動神経系興奮ニューロンが興奮状態になっていくと引き延ばされるときに抵抗するようになります。これが「突っ張り」ともいうのかな。興奮ニューロンの興奮を静めることのできる健常の時には起こりにくいことですよね。そして、健常の時はそのうちにツッパリ感はなくなっていきますね。これは抑制ニューロンが働いているからです。しかし、脳卒中感覚麻痺では抑制ニューロンが働かないので、興奮ニューロンが興奮を蓄積させていくことにね。ただ、ある興奮度ぐらいまではストレッチや休息で放電していっているのかもね。「閾値」限界値を超える動作が痙縮への道かもね。私も動作しているわけですが。なんとか痙縮にならないようにできているみたいです。そこし、超えたかなと思うようなときもあると思うのですが、早めの休息やストレッチ等で「楽な外力による関節可動域確保動作が継続してできる」状態を維持できたとのかもね。もし、ほんの少しの筋収縮させる興奮ニューロンの興奮でも痙縮になってしまうのなら脊髄反射もあるので全員痙縮になっているはずですね。そうなっていないのは「閾値」までに押さえることができたかどうかかもと思うのです。過剰リハビリがよくないのですよ。
 4月9日(土)、動作には感覚が必要ですよ。脳卒中後もです。実際、「楽な外力による関節可動域確保動作が継続してできる」状態を維持していて感じています。服を着るときに麻痺腕は袖に通しにくいです。健常側はスルと通せるのにね。また、瞼ですが、感覚の回復状況でコンタクトレンズを外すときの失敗率に大きな違いがあります。ズボンを穿くとき脱ぐときもね。未だに麻痺腕の方で茶碗等を持てないですね。湯飲みはしっかり握りしめて運ぶぐらいしかできないです。これも、感覚がないからです。これは筋肉をどのくらい伸ばしてや力のいれ具合や収縮と弛緩のタイミングがとれないということからくるのです。感覚なしでの動作は緊張させない内容で少しはする必要がありますが、高緊張になるようなリハビリでは痙縮に突き進むだけと考えています。脳の回復には刺激は必要ですが過剰に緊張させると痙縮になってしまうと思うのです。感覚麻痺でのリハビリは慎重におこないましょうね。
 4月10日(日)、健常者風歩行ができても杖を持ち歩く理由。一つ目には「セラピストさんがうるさいから」で二つ目が「非常時に備えてや疲れてくると・・のため」で三つ目が「障害があると周りに知らせるため」かな。一つ目の件に関しては「傘兼用杖」愛用で雨天時も「杖をもって外出している」ね。「杖をもって」ね。兼用杖に気がつく以前は「リード」と「杖」と「傘」の三点セットで大変でした。この三点を持っての「ウンチ処理」があったわけでした。二つ目は実際疲れてくると突きますね。三つ目ですが他の方とすれ違うようなときには特に突きます。折りたたみ式の杖を持っているのですが常に杖状態にしています。折りたたみ式は横方向の力には弱いですよ。普通の杖に力のかかる方向には強いですが。健常者風は普通の時は杖なし歩行ができるわけですね。雨が降りそうなときには「傘兼用杖」がお勧めです。が、重い(両方の分ね)です。でも、降っていないときは杖として突いていたら重さはそう感じないです。

nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。