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闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して)  No283 [闘病]

関節可動域の問題の一つ   「できないと思い込むと」と「身の程をわきまえない」ということ。   特定の代償動作を抱え込まないようにしながらのリハビリを。   感覚麻痺の感覚の回復は斑模様かな。且つ中途半端が続いています。   四肢等で筋肉を固くしたり、関節を動かしにくくしたりして、なにかよいことがありましたか。というのは、私のリハビリの基本方針とは相容れないことなのでね。   今日から、1泊2日で雪国の方に大学学部の学科の同窓会に行ってきます。新潟のJRのことがあったので携帯トイレ(100均で売っていますよ。)を仕入れましたよ。

 1月15日(月)、ある方が「肩の病気」で入院されていた病院での対応に不満を述べられていました。大いにブチブチいいましょうね。最近も誤診の連鎖とかと投稿していますが。塗り薬等でごまかされていたとか。ただね、入院中でしたら、症状によってはもっと適切な治療があったのではとね。そう、リハビリ病院ですと、五十肩とかは普通に出てくると思うので、予防法ともされていたらのかどうかですよね。五十肩というのに要因はいろいろあると思うのですが、一つが可動域を知らず知らず狭めてしまって、関節に凍り付いている部分ができはじめてしまったというのもあるかもね。脳卒中後遺症で痛いからとかで関節可動域を狭めてしまうというのもあると考えられます。進行すると拘縮ですよね。関節は本来の可動域全体を適切に動かし続けるというのが必要なのですよ。五十肩になる要因の一つとして使用範囲が狭くなっていたという物ね。使わないと関節はさび付いてきます。なぜか、可動域も一部だけ使っているとその部位だけの可動域になってしまう恐れが高いのですよ。脳卒中感覚麻痺でも、なぜか筋肉の固着なのか、これを緩めようとすると痛いです。感覚麻痺なのに感じるのです。これを嫌がって動作をしなくなると筋肉の廃用症候群になっていくのではと思うのです。適切適度に「楽な外力による関節可動域確保動作」をしておけば、全身でしておけば五十肩の予防になる可能性は高いと思います。ほかの原因での五十肩は知らないよ。
 1月16日(火)、「できないと思い込むと」と「身の程をわきまえない」ということ。脳卒中後に靴下を片手で穿かれている様子をセラピストさんが見学されたという投稿がありました。訪問リハビリ先に自力で靴下をはけない方がおられるということだそうです。普通は両手を使っていますよね。でも、少し考えたら靴下は相当ひどい棒足でない限り片手ではけると思うのですけどね。訪問先の方は「両手が必要」と思い込んでいるのかな。歯ブラシでもある方が麻痺腕を重しとして固定すれば片手でチューブ入り練り歯磨き粉をつけることができると投稿されていましたよね。私も同様にしていました。工夫すれば、麻痺側に無理なくできることって結構あると思うのですが、「できない」と思い込むとできなくなりますよ。この逆みたいなのが「身の程をわきまえない」というほうね。動作は感覚が非常に重要な働きをしているのに動くからとトレーニングに励んで「筋緊張亢進状態」にして、これを成果と思い込むのとかね。皮膚等の感覚はある程度自覚があるのですが、内部感覚である筋紡錘や腱ゴルジ装置などからの筋肉の内部感覚を無視してというのなどが多いのかもね。健常者のトレーニングは運動神経系と感覚神経系がともに働いている状態ですよね。ところが、我々は脳卒中で片方、または両方とも働かなくなってしまっているのですよ。また、幾分か回復したとしてもほぼ回復でないのに「回復した」と思い込んでのリハビリとかね。それが、筋緊張亢進→痙縮というような事態を招いていると思うのです。「身の程をわきまえない」と「あきらめる」というのは違いますよ。でも、最終的には似たような状況に陥る可能性もあると感じています。
 1月17日(水)、特定の代償動作を抱え込まないようにしながらのリハビリを。全身の関節可動域を適切に保ちつつのリハビリを。脳に代償運動の手続き記憶を形成させてしまうと矯正が難しいと思うのです。我々は動作のたびにすべてを考えながらしていますか。「体に覚え込ます」といういい方もありますよね。これは脳の回路として動作を覚えてしまった場合ですよ。「癖を直しにくい」という理由です。回路を作り直す必要があるからですよ。このほかにも特定動作のみをしているとその動作に合うように関節や筋肉等が修正されてしまったりとかね。ですから、代償動作ばかりしていると回復していっても代償動作からの脱却ができないようになってしまう恐れがあるのですよ。思考でも同様のことが起こりますよ。「頭が固い」というのね。ですから、リハビリ動作では普通に起こりうるいろいろな動作も適切に含みながら、特定の代償動作だけのリハビリにならないようにする必要があると考えています。ですから、代償動作だけになりそうなリハビリはするべきではないと考えています。このような場合は以前を振り返り、より基本的なリハビリに立ち返ってリハビリ方法の再構築をする方がよいと思います。四肢のリハビリでは健常者並みの楽にできる関節可動域を確保しつつ、下手な手続き記憶、代償動作、ができないようなリハビリに心がける必要があると考えているのですけどね。でもね、歩行で健常者風歩行のリハビリをしてくれるようなら、手続き記憶ができてもよいと思うのですがいかがでしょうか。「匠の技」はある意味手続き記憶の塊かもね。私の自筆は読みにくいです。手続き記憶ができあがってしまっていますからね。「エピソード記憶」と「手続き記憶」とか調べてみてね。ウィキペディアなどで調べることをおすすめします。下手に同一動作等をしつづけると悪い癖が残ったりしますよ。後々大変なことにね。脳卒中ではまずは「他動で楽に動かせる」ということを第一条件にしましょうね。こうしていると自力でも動かしやすくなりますよ。動かしにくいのを自力で無理矢理動かすと悪影響が残りやすいですから、適切に対策をおこないながらね。自力で動かすということも必要で、他動で楽に動かせるというのも必要ですよ。両立させましょうね。
 1月18日(木)、感覚麻痺の感覚の回復は斑模様かな。且つ中途半端が続いています。注意していないと回復があったということも判らない。また、瞼の話ですが、昨年末に解消した違和感(言葉での表現が難しいので)と違うのが最近まででていました。例えば、痛みを強く感じている部位が異なっていたとかね。瞼等は感覚細胞の多いところですよね。これらが一斉につなぎ直されるのではなくボチボチと適当につながっているようなのですよ。ですから、内部感覚になる筋紡錘や腱ゴルジ装置からの情報をその部位で一気につながり直すのではなく、ボチボチかな。それぞれ、つながり直した後に感度調整等が必要ですよね。筋肉感覚で調整中は暴れまくりますよ。暴れるのが収まった頃に次のつなぎ直しが起こると、またぞろ、暴れるわけですよ。ですから、四肢の暴れるは未だに続いています。寝ているときの背中の接触感覚がふつうになってきました。背骨あたりに山脈でもあるように感じていたのが全体的に似たような感じ方になったようです。背筋を伸ばしているときの姿勢になにか違和感があるのですが、筋紡錘や腱ゴルジ装置からの情報が部位によってアンバランスになっているのかな。体を、全身を適切適度に使うということをしたときに感覚情報をどのように感じているかを感じてみましょうね。一筋縄では回復しない感覚かな。それと「慣れ」でおこる感覚麻痺もありますので注意しましょうね。経年劣化による感覚麻痺もありますよね。怖い怖い。
 1月19日(金)、四肢等で筋肉を固くしたり、関節を動かしにくくしたりして、なにかよいことがありましたか。というのは、私のリハビリの基本方針とは相容れないことなのでね。「車椅子着座による両足ちょこちょこ歩行」というのは車椅子にしっかり着座して、麻痺足も使って主に膝下の部位を動かすことで移動する歩行です。普通はリハビリ病院等ではセラピストさんからお勧めされると思うのですが。上半身は直立より前屈みの方が効果があります。股関節稼働させてのね。膝関節は確実に動かす必要がありますが、足の筋力はそう必要ではないです。足首関節も確実に稼働させないと足先が前に出てこないですよね。関節は動かすのに筋力が大していらない優れものでした。関節可動域が確保されていたので健常者風歩行のリハビリへ早期に移行してくれたのですよ。「しゃがむ」も無理なくできるようになりました。筋肉が柔らかいですから、筋ポンプ作用もあって夜間のトイレ起きなんで絶無です。階段の昇降も健常者風でできるようにもね。上肢は筋力回復は実感していたのですが、握力が31kgまで回復しているとは思いませんでした。また、筋肉柔軟、関節スベスベですから、指先を使った動作もしやすいですが、問題点は非常に緊張がたまりやすいということです。目薬の袋のチャックの開閉でも活躍できるようにね。でも、筋緊張にならないようにリハビリしているので茶碗なんて持っての食事などしていないです。納豆のプラパック容器は持たせてかき混ぜていますが。楽に筋肉を引き伸ばすことのできる関節と柔軟な筋肉を維持しているからですよ。それでも、動作しにくいときは頻繁に起こりますけどね。だから、どうしたら「全廃」になるのかな。廃用症候群と過剰リハビリの弊害との間を彷徨うことができたからですよ。先日も30kgの紐付き米袋を少し持ち上げることができましたよ。灯油のポリタンクは大分前から灯油入りで麻痺側でもって運んだこともありますよ。ただ、安全に注意しながらね。
 1月20日(土)、今日から、1泊2日で雪国の方に大学学部の学科の同窓会に行ってきます。新潟のJRのことがあったので携帯トイレ(100均で売っていますよ。)を仕入れましたよ。靴の方は一応スノーブーツを履いていく予定にして、月曜日から慣らしていました。雨靴でもあるので雨の時にも楽だし、暖かいしね。当然、購入時期は40年ほど前なのです。水漏れ等の確認も必要です。ですから、履いてみて使えるかどうかを確かめていました。これ、装具なんてしていたら使えないサイズとかだもね。リハビリは早く開始ほどよいとは思いますが、私の入院した救急病院は5日目ぐらいだった記憶が。木曜入院の月曜開始だったかな、もっと遅かったかもね。気にしていたのか関節可動域と筋肉の柔軟性ですよ。廃用症候群のことは知っていたので放置という選択肢はなかったです。で、「筋肉を固めない。関節をさび付かせない。腱を固めない。」で今も続けているわけです。これが、他動でも自力でもロボットリハビリでも再生医療でも最低必要条件だと思うのですけどね。列車ですが、特急を使うので指定席です。指定券購入時に比べて、トイレ関係がまた一段としっかりしてきたのです。指定券は通路側にしました。先日も午後5時30分頃に用足しをして、翌朝いつもの起床時刻の午前3時30分頃まででなかったです。日中も楽に我慢できるようになってきているのです。しかし、別の意味で恐怖がありますが。明日と明後日投稿お休みすると思いますが。

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