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闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して)  No539 [闘病]

江戸時代の「石高」は一応田畑や屋敷などの土地の価値にいたるまでの面積に石盛という一定の係数を米の生産力に換算して表したというもののようです。   「廃用症候群」で思うこと。   痙縮等と廃用症候群の間。   「介護保険の特定疾病」ですね。40~64歳の介護保険第2号被保険者はこの16種類の特定疾病になってしまうと介護保険の適応を申請できるというのです。   脳卒中感覚麻痺で困ることは感覚がないことです。   「根拠」と「憶測」と「事実」と「推測」とかの意味合い。   整形外科学会、リハビリテーション学会推奨の「他動による関節可動域動作」ですね。

 12月12日(月)、江戸時代の「石高」は一応田畑や屋敷などの土地の価値にいたるまでの面積に石盛という一定の係数を米の生産力に換算して表したというもののようです。「米栽培」に限定されたものではないということのようです。「石高が低い」というのはその地域の生産力が低いということですね。アジア諸国は昔から人口密度が高い傾向にありました。これは「麦」に比べて「米」の生産力が高かったからといわれています。戊辰戦争後に会津藩が会津から下北に転封させられたのは京都での新選組とかの関係もあって新政府によって血祭りの対象になったためともね。廃藩置県で各藩の占有権等がなくなったことと「米以外」ということですよね。なぜ、下北に放牧場があったかというと生産力が低いからですよね。当時、国は「使い道がない」ということで払い下げに応じたのかも。北海道に移り住んだ元藩士も多かったと記憶しています。江戸時代でも「米」に固執yしていたわけではないですね。薩摩藩は琉球を搾取して「黒砂糖」で富を蓄えて幕末を乗り切ったというのです。忠臣蔵で有名な赤穂藩と吉良藩は塩ですね。で、松の廊下ですよ。また、長州藩は海運で稼いで幕末を乗り切ったというのです。江戸時代の方が各藩は特産物を見つける、創り出す、第三次産業で儲けるということについては今より熱心な藩が多かったのかな。米以外の商品作物も対象になっていたということですね。ところで、今は農林水産省の指導に乗ってというのが多いみたいです。
 12月13日(火)、「廃用症候群」で思うこと。若い頃は暫く入院でベッド上の生活や検査で丸一日ぐらい絶対安静での寝たきりでも起き上がって即歩行して医師を驚かしたこともあります。ところが、今は一晩寝ただけで朝起きたときにトイレに行くのに歩きにくいこと夥しいですね。平衡感覚が戻りにくくなっているのですね。脳出血後、リハビリで「立つ」というのも健常側主体でも大変でした。人間の体は使わないと徐々に使えなくなっていく「廃用症候群」と呼ばれる変化が起こってくるのです。特に麻痺側ですね。なので、全身に対して「廃用症候群予防動作」というのがあるのです。どうも、「関節可動域確保動作」の他動によリおこなうことのようですが・・。「老化」は「廃用症候群の初期症状」かもね。視床出血発症直後から廃用症候群対策もかねて「筋肉を固めない、関節を錆び付かせない。腱を固めない。」でした。認知症のある程度の割合は「脳の廃用症候群」ですよ。アルツハイマーやレピー小体や脳血管性等を除いてね。ですから、「認知症対策ができるのです。怠ると病的でないのに認知症になる恐れがあるのです。人間は動物です。体を動かすことで体を維持しています。脳も使うことで脳の機能を維持しているのです。ですから、長期にわたって使わないということはその機能を失っていくことになります。どの程度期間かいうのは年齢や部位等でいろいろあるので、すべての部位で即廃用症候群になって行く可能性があると思って対策をおこなう必要があります。
 12月14日(水)、痙縮等と廃用症候群の間。脳卒中後のリハビリは頑張りすぎると筋緊張亢進から痙縮ですよね。諦めたりサボったりすると廃用症候群の方ですね。筋緊張亢進は一見筋力が付いてきたように感じるのかもね。筋肉が弛緩しにくくなってきている状態ですよね。弛緩できないとなると痙縮かな。昨日の投稿での「関節可動域確保動作」は基本ストレッチです。それも「他動」でね。筋肉が楽に弛緩できているという前提ですよ。この弛緩ができないからボトックス療法があるのです。これは単なる対症療法で根本的な治療法ではないの薬効が切れる頃に次の注射ですよ。薬効3ヶ月ぐらいかな。注射が一生続くと思ってね。廃用症候群の方は「防ぐ」が基本のようです。治療法は・・です。結局どちらにもならないように適切適度なリハビリを続けようね。この間の幅は結構広いようにも感じているのですがよく分からないです。セラピストさんに助言してもらおうね。医師は一部例外的に熱心な方を除いて藪です。この間が分かって関節可動域確保動作が理解できてリハビリができるようになるとリハビリ病院は医師がいなかったら天国ということになる場合が多いですよ。陽性徴候なんてのを発現させてしまうというのはどこかで「やり過ぎ」である場合ですかな。健常者の筋トレも「休息が大切」なのですが、継続も大切ね。
 12月15日(木)、「介護保険の特定疾病」ですね。40~64歳の介護保険第2号被保険者はこの16種類の特定疾病になってしまうと介護保険の適応を申請できるというのです。詳しくはお役所に相談してね。私も発症後、すぐに介護認定をしてもらいました。まだ、介護保険第2号被保険者の時にです。この中には介護保険によるリハビリをしてもらうことも可能になります。医療保険の方が切れてしまった後に頼るのはこれですよね。ただ、39歳以下ではこれはできないので何とか医療保険等の方で方法はないか探してみてね。脳血管疾患でしたからね。救急病院に搬入されたときに妻に看護師から情報提供があったというのです。救急病院入院中に最初の介護認定調査を受けました。ですから、重度でしたよ。リハビリ病院が回復期ですね。当然、退院後の認定調査では軽くなっていました。当然かな。ディケアにするか、訪問リハビリにするか、普通のディサービスにするかですね。そのときの症状から考えようね。で、リハビリは最大週二回ですから自主リハビリが重要になります。無理しないようにね。廃用症候群にならないように、痙縮等にならないようにね。公的制度を上手に使って頑張ろうね。ただし、「脳の回復」があっての効果です。リハビリは「脳の回復」に必要な時間稼ぎのためです。脳の回復には長時間が必要なので進展が感じられない期間も長くなりますよ。
 12月16日(金)、脳卒中感覚麻痺で困ることは感覚がないことです。ところで、皮膚感覚がなくなっているというのはお判りのようですが、「内部感覚喪失」については意識が向かない方が多いようですね。なので、「筋力喪失したから筋トレ」みたいになるようです。筋肉の感覚器には「筋紡錘」と「腱ゴルジ装置」とかがあります。痛覚等もありますが筋力や筋肉の伸びぐあいですね。「筋紡錘」が筋肉の伸び具合です。筋肉中の筋繊維の中の数本でしたか、本体の筋肉とは別の神経系に繋がって伸び具合を脳に報告していますが、脳卒中で脳に報告が届かないか脳が処理できなくなってしまいます。眼でしっかりと注視していなと握りつぶしたりや落とす原因にね。「腱ゴルジ装置」は筋肉に引っ張られてその筋肉の筋力発揮具合を脳に報告しているのですが、脳卒中で脳には伝わらなくなります。筋力の方で握りつぶしたりや落としたりね。この二つに皮膚感覚(触覚や圧覚等)、視覚等との総合作業で手足等の筋肉動作ができるのです。感覚のどれかでも欠けると高緊張状態になりますよ。筋力がないのではなく「分からない」が脳卒中後動かせ始めたら起こることですよ。ただ、動かせ始めた頃は脳が筋力を押さえているので非力ですが、慣れるにつれて結構な筋力を発揮しているという感じでした。ただ、感覚がないので、その筋力を制御できないのでいらつくことにね。動作には感覚が大切です。健常での「匠の技」は感覚を研ぎ澄ますことです。筋力だけなら「マッチョ」な人が巧みなるはずですよね。匠は筋力コントロールに精通している人ですよ。
 12月17日(土)、「根拠」と「憶測」と「事実」と「推測」とかの意味合い。脳出血というのは職場のトイレで頭の中で何かが漏れた感じというのが最初でした。これで、救急隊の隊員さんに「脳出血」とね。この最初の時点では「根拠」はないに等しい状態でした。「憶測」かな。救急病院到着後CTですね。意識不明状態なので知らないときにね。画像診断されて「視床出血」と診断されたわけです。この診断の根拠は「CT画像診断」からですね。「根拠」を伴う「推測」が手術はできない、保存療法のみであるとね。「根拠」は視床が脳の中央部にあるという「事実」からです。頭のどこから目指してもほかの脳を傷つけるからです。「推測」と「憶測」では相当違いは大きいと考えています。「推測」は相当事実等の根拠から考えてでしょうね。「憶測」は不確かな情報等からですから間違いは多くなると思います。ところで、人間の動作で関節がどのように使われているかは健常側や健常者の動作をよく見たら理解できるはずですね。コップを持つときには腕を伸ばし、指を伸ばしますね。腕を曲げたままではつかめないし、指も曲げたままではつかめないですね。手頃な位置関係のところに動かして指を適切な感じで伸ばした後、曲げてコップを保持しますよね。「関節が適切に動かせる」が必須ですね。歩行も股関節、膝関節等が伸びたままでは歩行はできないですね。股関節、膝関節、足首関節が適切に動かすことで歩行はできますね。健常者風もナンバ歩きもそれぞれの歩行に適した関節動作ができると歩けるのです。では、どのようなリハビリをしたら良いかは明日投稿します。
 12月18日(日)、整形外科学会、リハビリテーション学会推奨の「他動による関節可動域動作」ですね。これが楽に継続していけるようにですよ。発症直後の体はふにゃふにゃですね。その人の発症直前の関節可動域があるわけですよ。筋肉も弛緩しまくっているわけですね。これをいかに上手に維持するかです。脳の回復に応じて動作はできるようになりますが、脳の回復までに廃用症候群や痙縮等にしてしまわないことです。手足の廃用症候群防止は「関節可動域格動作」が有効のようです。普通のリハビリは関節可動域確保動作とこれに伴う関節にかかわる筋肉のストレッチがありますね。このストレッチが楽にできるように筋肉動作で無理をしないことね。初期症状や損傷部位の広がりは各人それぞれですから脳の回復にもばらつきがありますよ。脳の回復に応じて徐々に動作ができるようにね。陽性徴候になんてしたら回復しないと思うのです。廃用症候群は脳にも起こりますよ。これを防ぐと「認知症対策」にもなるかもね。そのときは先入観を捨て、根拠を確認して頑張ろうね。いくつになっても勉強や新しいことへの挑戦とかはできるのですよ。ただ、一気に高いレベルに挑戦するのではなく基礎から頑張ろうね。脳卒中リハビリではあの6ヶ月程度で発症前程度に回復するのは軽症者ですよね。普通の脳卒中患者は熱心にリハビリをおこなっていて十分(発症直前程度)に回復していないと感じてもそれは脳の回復によるので落胆せず、無理しないことですよ。退院後は「介護保険の特定疾病」でのリハビリも考えようね。どのようにして筋肉の緊張が高くなりやすくなっているのかについては明日投稿します。

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