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闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して)  No540 [闘病]

筋肉の緊張が高くなりすぎていくと痙縮になっていきますよね。   リハビリでの回復の速さ。まず、生物学的回復より速くはできません。   脳卒中後の動作では「コツ」が大切。ただね。脳の残存機能等を上手に活用したりの「コツ」で力任せではないですよ。   昨日投稿のびっくりさせた方法。   温暖化で冬が寒くなる。そして、雨や雪が増える。   寒いですね。   年末年始ですね。ところで、リハビリはどうされますか。

 12月19日(月)、筋肉の緊張が高くなりすぎていくと痙縮になっていきますよね。そして、ボトックス療法で緊張を緩めることができますね。このボトックス療法はボツリヌス菌毒素を使います。作用部位は運動神経系興奮ニューロンの神経終末(神経筋接合部のところ)だけです。ここで、筋収縮命令をする神経伝達物質の分泌を阻害するだけです。痙縮等では常にこの伝達物質が分泌されているのです。ボトックス療法はこの分泌を阻害しているだけです。ということは興奮ニューロンは興奮状態が持続しやすいのです。では、健常側ではどうしているのかな。抑制ニューロンから抑制性神経伝達物質が放出されて興奮ニューロンの興奮が解除されるのです。脳卒中後は興奮ニューロンが興奮したままになりやすいのです。人間の神経系は興奮ニューロンと抑制ニューロンとが上手に組み合わされて興奮ニューロンが興奮しつづけないようになっているのです。が、脳卒中後は抑制ニューロンが働いていないのですよ。なので、興奮ニューロンが興奮したままにね。ですから、常に楽に筋ストレッチができる程度の筋収縮に押さえておく必要があるのです。頑張りすぎて、ボトックス療法対象になられた方が多いようですね。作用部位の関係で興奮ニューロンの本体は興奮したままなので薬効が切れる頃に次の注射ということになるのですよ。一生ね。
 12月20日(火)、リハビリでの回復の速さ。まず、生物学的回復より速くはできません。日本はこれを無視する傾向が強いです。生物学的強度までしかできないですよ。無理するからリハビリで失敗するのですよ。足らない場合は廃用症候群の方ね。脳卒中では脳の残存機能を使った回復は結構早期に見られます。これで「ともかく動かせる」だけです。実感しました。本来の動作は感覚神経と運動神経の両方が正常に働いてです。感覚麻痺では「感覚なし」ですよね。これで「特訓」すると弊害だけです。筋緊張亢進から痙縮にね。陽性徴候ね。こんなことにしていたら回復が遅れる、または回復しないですよね。早く回復して普通の日常生活が送りたいなら、「関節可動域確保動作」が楽にできる状態を維持して脳の残存機能を上手に活用しながらリハビリをすることですよ。エンジェルスの大谷は腕の生物学的回復に合わせてリハビリしたから復活できたのですよ。稀勢の里は相撲協会等の圧力に負けて急いだので回復できずに引退でしたね。回復したいのなら「焦らないこと」と「脳の回復を見極める」ことかな。脳の回復には症状によっては非常に時間がかかります。焦らないようにね。
 12月21日(水)、脳卒中後の動作では「コツ」が大切。ただね、脳の残存機能等を上手に活用したりの「コツ」で力任せではないですよ。ある力任せでセラピストさんを驚かせたことはありますけど。緊張が上がるような動作はしないようにね。コツといっても関節が動かせない状態では何もできないですよね。健常者風歩行のリハビリの時、麻痺足の感覚は回復していない状態でした。そこで、健常側の足の感覚を研ぎ澄ますことで麻痺足側の感覚の代用もさせたわけです。これも「コツ」の一種かな。体重計二つ用意して片足ずつ載せて体重計を見ながら麻痺足と健常足に乗る体重の感覚ですね。これで、同じぐらい体重を乗せるということができるようになったようです。そうすると、歩行時に体重バランスがその後もとりやすいです。今も。腕伸ばし、指伸ばしをすることで手を広げるということが楽にできるようにね。これで、物を掴みやすくなりましたよ。何はなくとも関節可動域だよ。動きのコツも関節が動かせてですよ。だから、痙縮とかにならないようにね。ボトックス療法も関節を動かせるようにするためです。
 12月22日(木)、昨日投稿のびっくりさせた方法。普通は椅子に座っていて立ち上がるときは少し前屈みにして状態の重心を足の方に移動させて立ち上がりますね。重心を座っているおしりのあたりのまままっすぐ上に持ち上げる感じの立ち上がりは普通尻餅ですよね。このとき、条件がそろう椅子で特定の立ち上がりをすると立ち上がれるのです。まず、足裏を床にしっかり接着?させる、脹ら脛の部分に椅子の丈夫な面があって力がかかっても壊れないような構造ね。座る(おしり)ところはクッションの良い椅子ね。上半身の体重が脹ら脛にかけるような感じで膝と腰を伸ばしながらです。リハビリ病院のOT室にソファ(これに使える)があったのです。楽に成功しましたよ。ただ、健常側の力が大きかったかもね。セラピストさん、「危ない」と言いながら走ってきました。悪い患者ですね。2回でやめました。救急病院で日中車いす生活の時、少し右側に移動させたいときが何回かありました。健常足の力でおしりを瞬間的に浮かして、この浮いたときに健常腕で車いすを少し動かすというのを時々していたのです。あるとき、看護師さんにこの移動をしてもらったとき、タイミングを合わせておしりの持ち上げだけしたら、「浮いた」看護師さんがびっくりされていました。こちらは黙りね。悪い患者ですね。結構、健常側活用でいろいろできるようになるかもね。あくまでも「生物学的回復の範囲内」でリハビリができるのです。この範囲から逸脱すると痙縮等の問題が起こるのですよ。
 12月23日(金)、温暖化で冬が寒くなる。そして、雨や雪が増える。赤道付近が一番暖められて上昇気流が激しくなる。上空に上がった空気はどこかで降下します。普通は砂漠地帯でしたが、激しい上昇のため極地(北極や南極)の方へずれます。このずれが夏の熱波として現れるのですよ。冬の方は熱波の降下気流はどこかで上昇ですが、極側の方も激しく上昇をすることにね。このときに極の寒気を引きずり込むわけです。今までより赤道の方までね。今は温暖な海(例えば暖流の対馬海流の日本海)で蒸気を十分に補給されて日本の山脈を上昇すると断熱膨張で冷却して雪を大量に降らすことにね。これ以外の季節は雪ではなく気流の状況による雨ですよ。「今までにない降水量」も「今までにない降雪量」のこのような仕組みで説明できると考えられます。ですから、「温暖化で冬が寒くなる」といっていられる間に温暖化対策が効果を発揮してくれることを祈るしかないのです。今でこそ、太平洋から日本海に抜けた台風の再発達は常識ですが、洞爺丸台風の当時は日本海に抜けたら衰えるだったようです。事後検証によると「再発達した」と結論されていたというのです。津軽海峡では想定外の強さの台風になって襲来したわけですね。もう、この頃から温暖化の影響が現れ始めていたのかもと思います。
 12月24日(土)、寒いですね。以前、歩道に氷が張っていたときにわんこをその上ののせたら、1回目はすんなり乗りました。この後日、2回目は抵抗しましたが氷の上にね。3回目が断固拒否されました。寒いというのではなく、「滑る」で怖かったのでしょうね。犬は「恐がり」ですね。だから、吠えるのですね。ところが、安心すると、おなかを見せるや背中を見せるとか無防備状態を示します。犬も「寒い」は嫌なようです。「涼しい」や「暖かい」大好きですね。「暑い」も避けていますね。ところで、インフルエンザが流行し始めていますね。昨年、一昨年との違いはコロナの感染対策ですね。相当、緩くなってきたというか、コロナ以前と同じような感じかもね。なら、いくら予防接種しても流行しますよ。何回も投稿しているように血液中に入らないインフルエンザウイルスに対してはワクチンは効果がないからです。せめて、欧米のように「鼻にスプレー式」のワクチンなら効果は期待できますけどね。欧米の報道で「ワクチン」というのは「鼻にスプレー式」をしているという前提かもね。インフルエンザもコロナも増えると思いますが、コロナは予防接種で感染や重症化防止の効果が期待できますけどね。ノロウイルスは予防接種や治療薬もないというのです。インフルエンザもノロと同様と考えておく方が身のためです。
 12月25日(日)、年末年始ですね。ところで、リハビリはどうされますか。通常、自主リハ主体の方は関係なくいつもと同じようにかな。訪問リハビリ、通所リハビリでは事業所の年末年始休暇との兼ね合いで中断されたりしますね。以前に10日間、間が開いたことがありました。今回は数日のずれだけですみます。良かった、良かった。でもね、コロナ禍で外出が減り、ショッピングセンター等の階段も激減してしまって体力が低下したのか感覚が少し戻ってきたりしたみたいなのでのふらつき等が増えてしまいました。日常、継続的というのが大切ですね。これの他に「瞬発力」系も鍛える必要性ね。これ、時々で良いと思っています。階段でもね。1階から4階まで往復とかを日に1回で良いと思うのですが、できれば毎日とかね。下手に頑張りすぎると痙縮ですよね。トレッドミルなんて持っていないです。脳卒中感覚麻痺には有害機器かもね。上肢は相変わらず、腕伸ばし、指伸ばし主体かもね。わんことの散歩でリードを握っているので握り込んでいますが、この後も楽にグッパができています。ところで、アメリカがウクライナへパトリオット供与でプーチンが「骨董品」みたいなことを言ったらしいですね。ロシアは開発したときの仕様のままみたいですね。アメリカは常にアップデートしているようです。だから、50年ほど前からのトマホークを日本が導入しようとしていますね。割と最新に近いのを導入できると思うのです。日本の爺も頭のアップデートをしようね。

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